結論とハッピーエンド

作品にテーマが与えられ描いたり

リクエストにテーマなどがあると思います


テーマは通常とても大きいものですので

絵として描き始めるためには

自分でその先の詳細を決めていく必要があります


詳細をあまりしっかりと決めなくて

描きたい登場人物

描きたい物や風景など既に

イメージが決まっているとして

大丈夫だと思って描き始めると

意外にも行き詰まってしまったり

満足できず制作がストップしてしまう事があると思います


テーマに沿って

描きたい人物やモノを漠然と配置するだけでは

作品で自分は何を表現したいのか

言いたいのかが抜け落ちてしまうのです


言うならばマラソンのコースに

ゴールが設定されていないのと同じです


感覚だけを頼りに描いていくとこになります


この場合感覚は頼りになりません


感覚は常に変化しますので

見るたびに印象が変化します


作品をいろいろな角度から楽しめるので

とても良いことなのですが

作品を完成させるのには頼りになりません


とても優柔不断な上司のもとで

働くような感覚になるかもしれません^^


ゴールが無いので、感覚を頼りい何度も描きなおして

時間とエネルギーを消費していきます


ゴールを用意していないのですから

作品もずっと変化し続けていき

最終的には「もう疲れたから完成。。」となってしまいます


ゴールに必要なのはテーマに対しての

『今の自分なりの結論』です


面倒で勇気のいることですが

これを導き出さなければ

ゴールを設けずに走り続けることになりますので

ハッピーエンドを迎えるのがとても大変になります


作家自身は自分の中で言葉として説明できるように

しっかりと1つに結論付けておくことをお勧めしています


その点においてはデザインと似ていると思います

なぜこのレイアウトや配色にしたのか

説明ができることがデザインであるように


絵もなぜこのように描いたのか

作家の考えと表現した理由と結論を

作家は説明できることが大切です


満足する作品として完成させるために

自分を助けてくれる方法です


結論が正しくなくても良いのです

今の自分にとっての真実であるということが重要です


それが作品を完成に至らせ

現実に根ざした存在感のある作品として

具現化するのに非常に重要です


テーマに沿って、自分の考えていることが

見てくださる方に作家としての

見方や結論を絵として伝えたいことを

1つに絞り込めば


登場人物の表情が決まり

背景が決まり

配色が決まっていきます


他の細かな部分もリンクしどんどん決まっていきます


直感やインスピレーションもサポートしている状態になり

作品がより早く力強く完成へと導かれていきます


なかなか絵が完成しないとき

一度作品としての『結論』の存在をチェックしてみてください




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