ペンタブの選び方

<サイズの選択(板タブの場合)>


S,M,Lサイズどれが一番良いのか

迷ってしまいますよね


私は、パソコン画面のサイズに近いものをオススメしています

画面と手の移動の誤差が少なくなればより描きやすくなります

ピクセル数ではなく、実際のモニターサイズです

解像度の仕様は1980pixelでも様々な大きさの画面がありますので

画面サイズを計るか、サイズの仕様を見て下さい


個人的に、ペンタブと画面の大きさが

どれくらいの比率で違和感を感じ始めるか調べてみたところ

読取りサイズ(白いカッコの枠内):画面サイズの比が1:2以下

つまり画面が読み取りサイズの2倍くらいまでであれば

あまり違和感を感じないという結果でした


例えば、intuos pro Mサイズの場合は

読取りサイズが22cm(横幅)ですので

画面サイズがおよそ22〜44cmのモニターに合っています


読取りサイズおよそ30cmのintuos pro Lサイズであれば

30~60cmセンチのモニターに合うという結果でした

あくまでも個人的な見解ですので

ご参考程度にされてください




<種類の選択>


wacomには沢山のタブレットの種類があって

どれを買ったら良いのか生徒様にご相談を受けます


ペンタブのスペックの目安は

筆圧の分解能=ペンタブの性能

ということになります


intuos旧シリーズは2048とintuos4、5、proと同等

intros新シリーズは4096と飛躍的に向上しています

ペンの持ち手が薄くラバーコーティングされ

以前より疲れにくい形状になっています


値段は1万円前後と据え置きですので

初心者の方には迷うことなく新シリーズをおすすめしています


ペンタブの購入相談をご希望の方には

実際の使用する用途とお仕事の内容をお聞きして

私の経験から判断させていただいています


マンガ、簡易レタッチ、簡易イラスト、レタッチ、イラスト(ドローイング)

このジャンル順でより繊細な筆圧感知を必要とします

2017年6月現在のwacomのタブレットの筆圧は

4種類1024、2048、4096、8192があります

数字が大きいほど筆圧をより細かく感知します


選択する目安としては

マンガ、簡易レタッチ、簡易イラスト 1024

簡易イラスト、レタッチ、イラスト  2048

レタッチ、イラスト(ドローイング) 4096  8192

各モデルの仕様を見て確認してみて下さい


他にproシリーズではペンが他の廉価版のシリーズと異なり、

グリップが握りやすく疲れ難い設計となっています


個人的にはintuos 4、5、proの標準ペンが最も疲れにくいです


しかし例外として、上記の型のプロペンは

ボタン周りのプラスチックパーツが少し凸になっており

指に当たるので、長時間の仕様で指が痛くるので

購入にはご注意下さい


propen 2では、その設計が改善されましたが

芯の消耗が早く、10時間くらいで片面つるつるの

ガタガタペンになってしまうので

板タブの場合はアルミ芯に変えることをオススメしています


↑すぐにツルツルになるpropen2標準ペン5本1,080円

↑ アルミ芯propen2用 1本1,000円前後


メーカーの製品ではなく個人の方からの購入になり

購入するのに少し手間がかかりますが

ヤフオク、メルカリ、アマゾン、あとはググって探してみて下さい

ステンレス芯、アルミ芯を販売しているページがいくつか出てくると思います

相場は1本500円〜1,500円でペンタブの寿命まで余裕で使えます

標準の替芯5本で1,080円ですので

圧倒的にコストは抑えられると思います


ペン先が常に尖った形状なので

描き味も変わらず気に入っています

ステンレスは、ボールペンで描いているような硬いカチカチした感覚

アルミはプラスチックの標準芯より少し硬いくらいの印象です

描き味も近くとても気に入っています

アルミは柔らかく加工がし易いので

ヤスリなどで先端を少し尖らせて使うユーザーさんもいるようです

※intuos4のみアルミ芯が使えないトラブルがあるそうですので

ご注意下さい


当然のことですが、上記の芯を使用してのペンの故障は

メーカー保証対象外となります

あくまでも自己責任での使用ということになります

特にステンレス芯は硬いので、ペンを落したり、

筆圧が強い方はペンの磁石部分を痛め

壊してしまう方もいらっしゃるようです

その点は注意して使われて下さい


propen2は以下の最新のタブレット のみ対応のペンです

● Wacom MobileStudio Pro (DTH-W1320,DTH-W1620)

● Wacom Citniq Pro (DTH-1320,DTH-1620)

● Wacom Intuos Pro (PTH-660,PTH-860)


<paper editionについて>


新しいintuos proに関してはペーパーエディションとうものがあります

紙にインクペンで描くものを一時記憶し、PCに取り込む機能があります

インクペンと紙で直接描く事に慣れているアナログ派の方には

他に選択肢のない機能といえるかもしれません

もうすぐ出力形式がPSDにも対応する予定ですので

作品制作のプロセスが大きく変わると思います


このペーパーエディションの素晴らしいところは

ペンタブだけ持ち出して、描くことに没頭した後

帰宅してその描いたものをPCに繋げることで取り込める点です

メモや打ち合わせなどにも強い味方となりますし

紙としてオリジナルを残している点も安心感は大きいかもしれません


<購入のご相談>


wacomの発売当初からのユーザーですので

intuos 1~5、pro、cintiq27qhd、cintiq13hdなど

歴代のプロ用の板タブレットのすべてと液タブ2モデルの

使用経験があります

購入に関して無料面談にて、周辺機器の購入の相談も承っています

是非お気軽にご相談下さい


<Apple Pencilってどうなの?>


ペンタブレットといえばwacomですが

最近ではipadなどをタブレット代わりに

Apple Penciという選択肢を選ぶ方もいらっしゃいます


描き味や筆圧の反応はwacomよりかなり優れていると感じます


私が仕事用にApple Penciを選ばない理由は

充電式で、電池が切れたら使えない

ショートカットボタンがないという致命的な問題があるためです


どうしてもipadでクリスタなどを描きたい場合は

Apple pencilではなく、Bamboo Sketchをお勧めします

こちらはペンにショートカットボタンが2つ付いているので

作業効率が飛躍的に向上し、ソフトの組み合わせによりますが

PCでの作業を実現することも可能です




☆電池の問題☆


集中して描いている時、良いアイデアが降りてきたとき

突然電池切れで描けないケースが出てくるでしょうし

常に充電を気にしながら描くのもストレスです

そして充電池には寿命がありますので

連続使用時間もだんだん短くなっていくでしょう

いずれは内蔵電池交換、交換手数料など

ランニングコストがかかります

※Bamboo Sketchも同様です


☆ショートカットボタンの問題☆


wacomのペンにある上下のショートカットボタンは

ペンタブの要とも言えるボタンであり

作業中に一番多く押すボタンになります

またボタンが有ることで、マウスがなくても

ペンが通常のマウス代わりに機能してくれます


Apple Pencilを下絵、ラフ、スケッチに使う目的や

サブのタブレットとして持つのはもちろんありだと思います

アプリを介してphotoshop、clip studio、zbrushなど

本格的な制作を行うとなると厳しいかなと思います





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